FILM CAMERA EYES ~1/125秒が"いつも"を変える

フィルムカメラ大好きマンが写真を載せてばかりのブログです。

ごめん、ライカM10売った。

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ライカM10を売った。あれだけ欲しがってたけど手放した。

 

理由は2つ。

・「感触」が合わなかった。

・  仕事用のカメラとして信用できなかった。

 

決してライカ批判の記事ではないのでどうか熱くならないでほしい。1人のカメラおじさんの意見だ。

 

ライカM10を手放した理由①:「感触」が合わなかった

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LeicaM10 summicron35mmF/2 ASPH ©2018Tomohiro Onishi

最初に断っておくと僕はライカのカメラが大好きだし、M10の透明感あふれるグッとくるJPGの描写も気に入ってる。

 

それでも手放した理由は「感触」が合わなかったから。ひとつずつ順に説明していきます。  

 

M10はランニングコストを気にせず、好きな場所で好きなだけ写真を撮ることができる。ただ、フィルムライカと同じ様に使うことはできなかった。

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繰り返しになるけど、フィルムライカとM10では「感触」が圧倒的に違った。

 

”チャキン”という甲高いシャッター音も、フィルムを送らずに何枚も連写できてしまうことも、背面ディスプレイで写真を確認できるのも、肌に合わなかった。

 

フィルムライカの静かなシャッター音や、気品を感じる手ざわり、その場で写真を確認できない緊張感が好きだったんだと、M10のおかげで気付くことができた。

 

そう、僕は父からもらったフィルムのライカの感触が好きだった。

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M3やM6と比べると、M10で撮る行為はどうしても無味乾燥だった。 

 

ライカM10を手放した理由②:仕事用のカメラとして信用できなかった

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LeicaM10 summicron35mmF/2 ASPH ©2018Tomohiro Onishi

これは最初からわかってたことだけど「ライカM10をどんな状況でも使っていけるか」といわれたら完全にNOだ。それをわかっていて購入したけど、ちょっと甘かった。

 

スナップ的な撮影や、簡単なポートレートなら問題なくこなせた。

でもスタジオワークやライブ撮影をM10でやれといわれたら、ちょっと厳しい。

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LeicaM10 summicron35mmF/2 ASPH ©2018Tomohiro Onishi

ライカM10でもっとも致命的だったのは、記録媒体がSDカード1枚な点。

SDカード1枚では何かがあったときに怖すぎる。心もとない。

 

ゾッとした実例を出すと、ポートレート撮影中に、画像を確認したらバリッバリにバグったことがある。

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出典:https://www.picoku.com/tag/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

そのとき挿していたSDカードが原因か、たまたま不調が起きただけかわからない。

結果的に写真は無事だったし、症状が再発したことはないけど、その日からM10を誰かの為に使うことができなくなった。

 

だからM10Nikon一式をドナドナして、仕事用と割り切った上でCanonのカメラを買った。

Canonを選んだ理由はまた他の記事で書くけど、僕はCanonのカメラが出す色や質感がまったく好きじゃない。ほんとに好きじゃない。

でも仕事の道具として割り切ると、Canonのカメラはとても優れてる。

 

いまの僕に必要なのは仕事道具で、スナップ用のライカではなかった。

 

でもライカM10はいいカメラだ。間違いない。

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ここまで僕と合わなかった点ばかり書いてしまったけど、ライカM10は絶対にいいカメラだ。

 

フィルムライカ並の薄さになったボディも、

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巻き上げノブを模したISOダイアルも、 

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一眼レフよりもずっとピントがつかみやすい伝統のファインダーも、

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ハイキーでハマった時の描写も、

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model:るってぃ/プロ無職 (@rutty07z)さん

 

派手さはないけど、グッとくる描写も、好き。 

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LeicaM10 summicron35mmF/2 ASPH ©2018Tomohiro Onishi

ライカM10より高性能な(色んなことができる)デジカメはいくらでもある。

でも、そんなカメラでは味わえない「感触」のためにみんなライカを買う。 

 

いまの僕には「感触」より必要なものがたくさんあった。だから売った。

サンキューライカM10。最高峰のデジタルカメラを味わえてよかったよ(わりと未練たらたら)。

 

色々とライカM10で撮った写真はあるんだけど、けっきょく1記事しかアップできなかったな。

www.tomo-camera.com

 

時間があるときに少しずつアップしていこうと思います。

以上、ライカM10を手放した理由でした。

 

 

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